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内灘闘争の地
H・O
 1953年、石川県の内灘砂丘が米軍の試射場として接収されました。村民たちは「金は1年、土地は万年」のムシロ旗を掲げ、全国的な支援を受け基地反対闘争を展開しました。
  2007年3月17日、現地に行ってきました。
 米軍の試射場として接収された土地はやがて返還されましたが、内灘砂丘には、いまもなお、試射指揮所の建物が保存されています。
 試射指揮所の案内板には試射場の略図が描かれています。当時8キロを超す海岸線で試射が行なわれていたことがわかります。
 砂丘の近くの遊歩道に案内板があります。そこには、試射場に戦車や砲弾を運ぶトラックの輸送路として鉄板が敷設された「鉄板道路」がつくられたことが解説されています。内灘町によって、米軍による砂丘接収の歴史が後世に残されているのです。
 内灘闘争は日本の基地反対闘争の先駆けでした。地元の村民のたたかいや全国各地からの支援の記録を残す努力も続いています。
 日本国内の多くの地域に米軍基地が残されています。多くの日本人はそれを何の不思議を感じることなく暮らしているのではないでしょうか。そうした状況の中で、米軍再編が行なわれようとしています。それは米軍の世界戦略の一環であり、それに日本が一層深く組み込まれようとしています。
  内灘で米軍基地反対に立ち上がった人々、そしてそれを支援した全国の人々の思いやたたかいをぜひ語り継ぎ、いまを生きる者として、すべきこと、できることを考えていきたいと思います。
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