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イギリスBBCが靖国参拝問題に注目!
2006年6月23日
 
A・Mさん(イギリス留学中)からBBCの報道を紹介していただき、それを訳していただきましたので、ご紹介します。

日本の最高裁判所が、賛否を呼んでいる小泉首相の靖国神社訪問を止めようとする請求を棄却

小泉氏は、政権が発足した2001年から、日本の戦死者を祀る同神社を5度参拝している。
参拝は近隣諸国の怒りをかい、同神社は日本の軍国主義時代を美化するものだと批判した。
同神社は、戦争犯罪で処刑された犯罪者を含む2千5百万人の戦没者を祀っている。

違憲?

日本、中国および韓国の戦没者の遺族らは、首相の靖国神社参拝により精神的苦痛を受けたと主張した。遺族らは最高裁に5年前の小泉氏の靖国神社参拝が政教分離を定める憲法に違反しているか否かについて判断を求めた。この時、小泉氏は公用車で神社を訪れており、職員を伴い、首相として記帳している。
最高裁はこの事柄にはふれなかったが、裁判官は小泉氏の参拝は人々に不快な感情を抱かせたかもしれないが、そのことによって損害賠償請求が可能となるわけではないとして、原告の請求を退けた。小泉の首相の参拝については、数年間にわたって、下級裁判所において同様の訴訟が起こされている。ほとんどの場合、賠償請求は却下され、この件に関する合憲性の判断は避けられてきた。
任期も残り少ない小泉氏だが、首相になる以前に靖国神社に毎年参拝することを公約していた。中国や韓国の怒りをかう一方、参拝は日本国内において首相の支持層に支持されている。
小泉氏は9月の任期終了までにもう一度参拝することが予想される。

 
 

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